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 定額給付金の使い道
2009年06月08日 (月) | 編集 |
定額給付金の申請書がやっと届き、早速に提出した。
もう申請を済ませているとか、既に使ってしまったという話も聞いていたので
市内でも特に遅く配達された地域に住んでいることになる。
今、雪の影響は全くないわけだし‥

問題多々ありの給付金であるが、くれるというものを断る環境にない。
そして、私にとってはどの使い道にも不足で、振込みされたら自然消滅する金額だ。
このところ予想外の出費が続いている。
テレビも壊れたままだ。 
ほとんど見ないので生活に支障はないが、悲しい‥
そこへ、飼い猫の歯周病が悪化していよいよ病院行きとなった。
そうだ、給付金を充てよう。
猫用の貯金があったのだが使い込んでしまった。
そのせいで連れて行くのが遅くなったわけではない。

非常に臆病な性質で大の病院嫌い。車に乗るのも命がけだ。
心臓の鼓動が早鐘のように打ち続け、四肢の裏は汗でびちょびちょ。
車中で息絶えてしまうと思うほど興奮する。
そして薬も絶対に飲まない。
事情を話し、入院せずに抜歯して返してもらうよう頼んだ。
以前、入院させてひどい目にあった。
猫だって涙を流すのを知っているだろうか。
真っ赤に泣き腫らした目で帰宅し、約1週間は信頼を取り戻せなかったのだ。

自分も歯医者へ行って5千円を支払いし、約束より30分早く迎えに行った。
声だけでも聞かせておかないと‥
「ギャオーーン!」
おお、よちよち。
今回は割りと聞き分けよく、それほど怒っていないようだ。
麻酔から完全に覚めていないせいだろうか。
ま、どうでもいいから早く連れ帰りたい。
いざ、お支払い。
3万631円 です。」

ギャオーーン!

 イエスタディ ワンス モア
2009年04月27日 (月) | 編集 |
歯医者通いを始めて2ヶ月になろうか。
週に一度、仕事が終わってから予約の時間に駆け込むせいか
毎度のように繰り返す失敗がある。

先ず、診察券の提示。
朝、財布の一番前に入れて準備してあるのにかかわらず
見つからない。 焦るほどに財布の中はぐちゃぐちゃ。
「なくてもいいですよ。」
言外に早く診察台へと促している。
診療時間の終了が迫っているからだ。
「あ、ありました!」
ちゃんと一番前にあるのが見えていない。
老眼が進んでいるせいだ。

「口を漱いでください。」
水栓を囲んでいる場所に口を近づけすぎてぶつける。
今時の器具は水が出すぎないようになっているのに
感覚がはるか昔のままだ。

「では噛んでみてください。」
「いてっ!」
早すぎて先生の指を噛む。
勢いがあるので、かなり痛いだろうと思われる。
「オレ、患者に指噛まれるんだわ。 猫じゃないぞ。」
噂になっているかもしれない‥

治療が終わると
「メガネを忘れています。」
「あ、すいません。」
「あの、ハンドバッグを‥」
「わぁー、もう全く! 歳は取りたくないものです。」
「お大事に。」

Every Sha- la- la-la
Every Oh, no !

yesterday once more  プリーズ!


 マクドナルドハンバーガー
2009年04月13日 (月) | 編集 |
更新が遅れるのでどんどん過去の話になってしまうが、WBC優勝
割引セールのおかげで日本マクドナルド、3月29日の全店売上は
創業以来最高の26億4千万円 という記事が載っていた。
想像のつかない金額である。

上記とは全く無関係にマクドナルドのハンバーガーを食べた。
株主優待券、普通に食べて一食分が無料になる券をもらってあった。
そうでなければ一生食べないだろう。
6枚つづりだったので6食分が浮くはずだった。
が、こういうものをもらうと分けてあげたくなるので2枚を残した。
店頭で迷わないようにメニューの下調べし、テイクアウトもできることを
確認して買い求めた。
若者に混じってオロオロするのも嫌だし、セルフサービスの店は苦手だ。

手も食器も汚さなくて済むと思い、帰宅が遅くなる日を選んだ。
無料だし 家で食べるのだからとゲットしたメニュー

bigmac.jpg     sidesalad.jpg


ドリンク券もあったのだが、さすがに持ち帰るのは無理だろうとやめて、
ミルクティーを作った。 もちろんティーパックにポーションミルク。
どこまでも簡単なのだ。 が、緑茶にすべきだった‥

先ずサラダ
「ふたを取ってドレッシングをかけ、ふたを戻してシェイクするといい」
説明書きは読んでみるもの。
が、ふたを開けるのに手間取って壊してしまった。
仕方なく出した食器の中にガバッ。
生野菜は久し振り、ゴマ風味マヨネーズ和えというのも美味しくて
パクパク入った。

どんなに大きな口を開けようと絶対にこの三段は入らない。
パンにどこまでくっつけて食べるか迷ったため、汚したくない手で
上のパンを取ってみたり戻したり、パンだけ食べたら笑い話だぜ。
ハンバーグをつけてひっくり返して食べた。

作って30分くらい経っているせいなのか、スーパーに並んでいる
冷めたお弁当のおかず‥

あくまでアメリカ風に食べたかったから、というより 箸を使うという
上品な習慣が何故か急に忘れ去られたために、手指はギトギト。

ついてきたフォークに紙ナプキンを巻きつけ、その下のレタスを食べた。
プラスティックのフォークは実に使いづらく、ここでも指を使った‥ 
サラダと全く同じ味だった。
くどくどくど 
このあたりでやめておくべきだったが、ここでもむきになった。
もしかしたら違う味が出てくるかもしれない。
やっとパンにはさんで食べられる。
太らないといけない。

ぎぇーっ、どこまで食べても同じ味!プラスチーズ
ある場所へ何度も通って寝るに寝られぬ夜となった。


感想 雅なマダムにビッグマックは似合わない
教訓 貧すれば鈍する  



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 雪解け
2009年03月23日 (月) | 編集 |
地球温暖化が危惧されている中、今年の暖冬はダントツだった。
人間はわがままなもので、嫌いだった冬もあまり暖かいと、耳が痛くなる程
凍てついた空気で息が白くなり、歩くとキュッと雪が鳴る朝が恋しいような
気さえする。

したがって雪解けも早くなり、うかうかしているとブーツを履いているのは
自分だけ、厚手のタイツもさっさと脱がないと春に置いていかれる。
歳を取ると、体温調節をまめにしなければ風邪を引くのでやっかいだ。

子供の頃は舗装されている道路がほとんどなかったので、この時季は
ぬかるみ状態が長く続き、アチコチに汚い水溜りがあった。
待ちに待って乾いた道を短靴で足取りが軽くなると、やっと春だった。

〇十年前の若い頃も今とは比較にならず、桜咲く入学式にむろん花は咲かず
雪解けの汚い道を歩いて行かねばならなかった。
ある女子高のそばを通りがかった時、式へ向かう母娘とすれ違った。
その頃は着物姿で臨む母親も多かった。
真新しい制服姿の愛娘に正装した母、その晴れやかな光景は一瞬のうちに暗転。
母親が水溜りの中へ転んでしまったのだ。
少し離れたところで見ていたのだが、目が点‥ 気の毒を通り越して青ざめて
しまった。 帰りではない、式はこれからだ! 
そしてなんと、娘は助け起こすどころか知らん振りを決めてスタスタと先へ
行ってしまったのだから、点になった目は線になり見えなくなった。

ああ、なんと恐ろしい娘に育ててしまったのだろう。
悔いるも哀し、泥の中の着物姿‥

先を急いでいたし娘の行動が強烈過ぎたのか、その後の記憶が全くない。

雪解けが始まると決まって思い出されるのです。
ああ、その時のお母さん、可愛い孫に囲まれて幸せな老後をお過ごしで
あることを祈ります。


 おくりびと
2009年03月16日 (月) | 編集 |
アカデミー賞受賞で更に観客が増えているらしいこの映画は観ていないが
納棺師の仕事を間近で三度見ている。

なにやら流派があるらしいが、一番見事に感じたのは祖母の時だった。
布団の中に手を入れたまま粛々と行なわれている間、まさに静寂な時が流れた。
幸福な老後を過ごし寿命を全うした逝き方だったので、遺された者達の覚悟も
据わっていたのかもしれない。

父の場合は違った。
腕の骨が折れそうな扱いで、思わず声を上げたのを覚えている。
病院から連れ戻った日、母と二人でゆっくり時間をかけてきれいにして
あげて幸いだった。 その時確かに父は涙をひとしずく流したのだ。
病院では看護師たちが清拭を施している間、家族は全く蚊帳の外だった。
今でもそうなのだろうか。

母はひと月ほど訪問看護を利用したのだが、大変親切で優しい看護師であり
患者とその家族に対する接し方は精神的な面を含め、医師よりよほど優れて
頼りになり、助けられた。
その人と、生前同様に熱いタオルで全身を余すところなく拭き清め、髪には
いつもよりもっと丁寧に櫛を入れ、母が自ら作り置いた旅立ちの衣を着せる
ことができた。
まだぬくもりの残る身体に、ぬぐう間もなく落ちてかかる涙は冷たかったで
あろうが、娘として最後のつとめを心ゆくまで果たすことができたのは幸福で
あった。
納棺師を待たず、急ぎ集まって来た縁者たちは母の美しさに深い悲しみを
癒されたという。 看護師の素晴らしい仕事のおかげである。

あらかじめ葬儀屋の会員になっておくことはできても、納棺師を選べる人は
稀少であろう。 死者を送る儀式は生き残るものたちのためにもある。
愛する人が、穏やかな顔で新しい旅立を受け入れたことを感じ、心置きなく
別れを告げることのできる時間が必要なのである。