雅なマダムの笑劇場 直球・カーブ・変化球 魔球はどこへ落ちるやら  コメント欄も小劇場
 地震
2008年09月14日 (日) | 編集 |
11日、病院へ行く途中地震に遭った。
丁度、地下鉄のプラットホームで電車を待っていた時だった。
軽いめまいだと思っているうちに、身体がだんだん大きく揺れてきた。 
うーむ、血圧が急に下がったか。
久し振りの地下潜入に微反応? 前夜は寝不足でもある。 
ま、診察を受けに行くのだから丁度いい。
でも少し下がっておこう、もしも線路に落ちたら大ごとだ。
今だと、自殺を謀ったと思われるかもしれない。
「やっぱり生きる希望を失ったのねー。」
で、壁に手をかけ身体を支えたりしていたらどうもおかしい。
ひょっとして地震
見上げると、非常灯が大きく揺れている。
、やっぱりナ!
周りを見渡すと感づいている人がいないようだ。 おかしい‥
こういう場合、誰でもいいからカクニンしたくなる。
近くに立っていたおじさんに 「地震ですよね?」
そのおじさんは額に手を当てて、心なしか顔色が悪い。
「あ、やはり? ボクめまいかと思って‥」
「私もです。 ちょっと大きいですネ、大丈夫かしら‥」

いつもより長く感じられた揺れがおさまったところに電車が入って来た。
他の乗客と共に乗り込むと、おじさんは私の隣に座った。 席はがら空き‥
そこで、震度3の地震発生のため数分間運転を見合わせるというアナウンス。
さて不安。 家はどうなっているのだろう、この辺は地盤がゆるい。
仏壇の花瓶が倒れていないかしら。 降りて戻ってみようかなぁ。
天災の場合、乗車券は払い戻してくれるのかなぁ。
などとケチなことを考えながら横を見ると、おじさんは額に手を当たままだ。
ますます顔色が悪い。
「大丈夫ですか?」
「どうも酔ったらしいです、ボク‥」
今、大きな余震が来たら、この気の弱いおじさん 足手まとい どうしよう
間もなく電車が発車してくれたので、良かった


 今日の出来事 後期高齢者
2008年05月29日 (木) | 編集 |
久し振りの買い物を終え、大手ショッピングセンターの屋内駐車場から屋外の
それを通り道路に出ようとしたところ、いきなり正面に車が向かって来た。
ギヨエテッ!
行く手に車がこちらを向いて迫り来ると、一瞬時間が止まる。
な、な、なに? これは映画か?
ま、まさか車線を間違った?
いや反対側車線は隣にある、ちゃんと。

向かって来たのは白髪を丁寧に整え背広を着た紳士。
が、正直に言ってかなりのじいちゃんだった。
自分の間違いに気づき、何度も深々とスミマセンのお辞儀をする。

あわわわ、し、下を向かなくていいから!
さ、さっさと車線変更しないとガツーーン!
ヨ、ヨタヨタヨタ‥
あーあーあー‥ 
ヤットコサットコドッコイショ

名称について物議を醸す後期高齢者
いかにもセンスの無いと感じてはいたが、今日はこの名称が自然と頭に
浮かんで来てしまったのだった。
医療制度ではなく、運転適齢者の枠に使用すれば良いのかも。


 今日の出来事 仲間意識
2007年11月05日 (月) | 編集 |
母の下着をまとめ買いに入った。
ついでに、ちょっと羽織る外出用の上着を探した。
当然、ミセスはミセスでもおばさん以上のコーナーだ。
私とは体型が全く違う母だが、一応試着してみる。
上着なので試着室のカーテンを引かずにいると、私より多分10歳は上で
あろう方が鏡に映った。 視線にとても力が入っている。
試着を待っているのかと思ったが、手には何も持っていない。
ともかく、それは私にも少し大きいのでやめて他へ移った。

値段の割には品物の良い、素敵な一着が眼に入った。
同じ品をご主人連れの方が買おうかと迷っているようだ。
この方も私より10歳は上だと思われる。
眼が合ったので、「これ、素敵ですね。」
「ねー!」
母のためにとは言わなかった。
気がつくと、先ほど鏡に映った方も傍にいた。

で、試着室で着てみると丈が短過ぎたので戻しに行った。
「奥さん、どう思います?」  ご主人連れの方
「丈が短いのでやめますわ。」
私には合っても母だとお尻が出過ぎて暖かくない。
「やっぱりねぇー。」

いきなり、鏡の方がご主人連れに
「さっき、奥さんが着てたけど変だった。お尻が出過ぎて!」

あっはーん、この方は他人様が着てみた様子で品選び。
さっきの視線の強さはこれかいな。
それにしても、ちと言い過ぎではないのかい?
ご夫婦が沈黙しているではないかいな。

「短いのが流行りですものね。若い人には良いかもしれませんけど。」
「奥さんなら似合うわよ。」 当然のように期待していたのだが、
「そう、流行なんて我ら に関係ないべさ。年寄り 向きのをもっと
増やして欲しいねー、全くぅ。」
鏡の方は仲間を得たとばかりにべらべらべら。

、我らって me もかい?  、年寄り?
髪を整え派手めに化粧を施して、細いパンツスタイルの外出ルック。
ハイヒールだって履いている。
別に若作りする気はないし、そう見られたいわけじゃない。
歳相応に見られれば良い。
なのに10歳上と思われる方々と同じだってかい。

いややややや。 うええええ。
母の物を選んでいると今更言っても恥をかく。
一瞬、言葉に詰ったが
「ホントねー。これからの季節はお尻が隠れた方が暖かいですよねー。」
などと調子を合わせて置いたけど‥

「それではお先にー。」
すっかり選ぶ気が失せて店を出た。
久し振りに履いたハイヒールのお陰で足も痛く、大通公園など歩いてみるはずが
さっさと地下鉄に乗り、どっかと座って気がついた。
ウールのタイツ、丈長パンツが買い物袋から透けて見えている。
うわっ、あわてて両手で隠し、顔を上げた。
向かい側に座っている老婦人方の4つの眼

「大丈夫、お仲間ですから‥」  ぎゃーー!


 たまにはついてる?
2007年10月31日 (水) | 編集 |
明日からガソリン値上げに長い列

朝刊を読んで
わーっ! そうだった、そうだった。
私も駆け込みで満タンにして来よう! 
大した節約にならないことは分かっているが、1日違いで高い料金を
支払うのも腹だたしい。 貧乏人の悲しい性か‥

おお! 長ーーーい列! 信号ひとつ以上だわ。
ま、覚悟して来たんだから仕方ない。
近所、例のガソリンスタンドだ。
我が家から向かうと、丁度スタンドの出口側道路を左折すると すぐ信号。
その信号を左折すると すぐ入り口。
ここのスタンドの従業員は一生懸命働いているが、いかんせん気配りがない。
それがラッキーにつながる日もあるのだ!
案の定、長い列を公平にさばくことなく、入り口へ先に入った方が勝ち。
つまり、信号の都合上自然に左折したら3台も待たずに済んだのだ。
これってどうなの?
後ろでずらーーっと長い時間待ってる人達は、動けずに次々と横入りされて
いることになるんだもんね。
私が列の前の方にいて、この状態を見ていたら血を見るね!
今までに返したこともない笑顔で 「ありがとう!」
さっさと満タンにしちゃったもんね。 ついてる日!

その足でスーパーへ行った。
納豆がたまに食べたいと言うのでそのコーナーへ行くと
英語圏の若い外国人男性二人連れが何やらしゃべってる。

「コレガナットウダ!アノネバネバダ!クッテミルカ?」
「イクラヤスイトイッテモボクハゴメンダ。」
などと言ってたのかどうか‥

その内のひとり、ハンサムと眼が合ったらニコッと笑顔をくれた。
普段ならニコリぐらい (知らない人にあまり愛想がよくない姫) なのだが
思いっきり、とびっきりの ニコッ おまけに小首なんか傾げたり
しちゃったのをお返ししちゃったもんね。

多分、ガソリンで待たずに済んだからご機嫌がよろしかったのよ。

あとで
コノクニノオバサンノアイサツハギョウギョウシイ
アンナエガオヲカエサレルト、オチャニオサソイシナケレバナラナイノデハ‥
悩ませちゃったかもで、気恥ずかしくなって来た。
考え過ぎかしら、コホホ。



 横やり
2007年05月25日 (金) | 編集 |
ある手続きをしに区役所へ行きました。
珍しく駐車場も空いていて、順番待ちにも時間がかかりませんでした。
必要書類は揃えてありましたので、手続きは粛々と進むはずでござい
ました。

担当の女性は私より年上?に見え、大変貫禄のある方でございました。
嫌な予感です。事務方にしては迫力ある風貌と、薄いピンクでパール
入りのマニキュアが殆ど剥げているご様子から、お仕事のし過ぎでは
ないかと思われます。

私の書類にざっと目を通すと突然を向き出して、視線は完璧に
隣のデスクの書類です。
個人情報漏洩について問題多き今日、形ばかりの間仕切りなどして
あって 手続きをしていただく者同士の顔は見えません。

迫力ある方は 「ちょっと失礼します」 の一言もなく 同僚のお仕事に
口を挟み出しました。言葉遣いも仲間同士でお茶飲みながらお饅頭

「それさーア、違うんじゃないのお?
さっきから聞いてたんだけどー。」

目の前の善良なる区民の存在はいかに。
気の弱い同僚なるおじ様の面目はどこへ。
声にも迫力がございますので お隣で手続きをなさっている方の
情報は筒抜けです。

待つこと数分 「スミマセンねえ」 と 一応 謝って戻って来たと
思ったらまたすぐそちら。
こーゆー場合 「こちらに集中すべきでは」 などとやり合う元気は
ございませんでした。
やっと戻っていただいて、投げやりにしていた私のためのお仕事の
続きです。 

「・・・・・」  
「それでよろしいのでしょうか?」
「え? あ、‥ はい。」  耳は身体を離れたままお隣に。
「では帰らせていただきます。」
やり場のない怒りをやんわりと込めてみたつもりですが
「・・・・・」

こよなく晴れた青空を 悲しと思うせつなさよ
やり切れぬ気持ちをアクセルに乗せ、久々にぶっ飛ばした
初夏を思わせる日の出来事です。


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