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 政管の無策に「ノー」を!
2007年06月19日 (火) | 編集 |
普段読んでいる新聞の社会時評欄で、女流作家の高村薫が
いつも分かりやすい文章で、私の沸々たる思いを小気味良く
代弁してくれる。

今回は特に感じるところがあり、記録しておきたいと思った。
「 」 部分が抜粋

「夏の参院選を控えて、時局は猫の眼のように変わり、
どれもが十分な論議も尽くされず、ろくに解決も見ない。略 
政治家と官僚のあまりの無策や右往左往に付き合うのにも
限界はある。もうそろそろ見限るべきは見限り、この国の
体たらくにノーを突きつけるときかもしれない、とも思う。」

として、特に社会保険庁と介護保険制度の現状に言及し、
公と民のあるべき区別を問うている。

「公が失われているこの国の公的年金制度を私たちはこれからも
当てにするのだろうか。当てにするのであれば、国民の一番大事
年金を放漫に扱ってきた政治と官僚機構を、いったん清算する
ぐらいの覚悟が、私たち国民にも求められる。そこまでの怒りが
ないのであれば、公的年金など当てにしないことである。」

最後に
「あきらめではなく、怒りと覚悟をもって安心の回復を求める
ときである。」

拍手喝采、投げキッス!

無論、日々怒ってはいるが、ただ怒っているだけ。
多分、もらえる時の額は今よりかなり低くなっているであろう
公的年金を当てにしなければ、老後は更に悲惨な自分。
政治と官僚機構を是非ともをいったん清算したいがどうやって‥


 Oh, No ! ネズミ
2007年06月18日 (月) | 編集 |
映画 「ディパーテッド」 の感想。
これでスコセッシ監督アカデミー賞受賞 悲しい。
ディカプリオ、頭をぶち抜かれてdie 悲しい。
マット・デイモン、本作キャスティングミス筆頭 悲しい。
アレック・ボールドウィン、かの美男子が作品ごとに‥ 悲しい。
ジャック・ニコルスン、出演してくれてありがとう。
エンディングでちょろつくダメ押しネズミ Oh, No!

で、ネズミ。
この生き物とお見合いしたことある人? はーい、私。
うら若き頃、ボロアパートで一人暮らしをしていたことがあった。

真夜中に不気味で小さくはない物音が!
鍵は全てかけてある。 もしかして泥棒? それとも‥?
闇の中での考えはあらぬ方へ膨らむ。
そおっと起きて包丁を取りに行き、枕もとに置いて寝た。
いざという時これで何とかできるのだろうか‥

2,3日恐怖の夜が続き、その音が台所の辺りからすることに気づいた。
ひょっとしてネズミ? 猫が捕まえてくるあの小さいの?
こんにゃろめ!

台所の下、時間を見計らって覗いてみたところ、暗がりの中で
奴と目が合った。 ギャーーッ! 驚きのあまり声も出ない。
見たこともないどでかいの、不敵にも私を見つめる目が光ってる。
お互いの距離は約50センチ。
目をそらしたら襲われるかも知れない恐怖で固まった。
心臓の音と重なって1秒、2秒、3秒‥

耐え切れず目をそらしてしまったのは私。
視線を戻した時は既に消えていた。
以後2度と物音はしなくなった。
私は奴の好みではなかったのか‥

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 イルマーレ
2007年06月14日 (木) | 編集 |
映画好きの私、求めるジャンルにないのが恋愛もの。
そりゃ若い頃は小説を含め、悲恋物語などに涙したものだった。
デュマの「椿姫」で十代の半ばに究極の恋の形を知ってしまい
恋をしたら死なねば美しく終われないことになった。
が、なかなか死なないので途中から興味が無くなった。

若さを保つ秘訣は恋心を持ち続けること、なんて言う人が多いが
ゴメンナサイな私、まだ枯れていないのに邪魔だからってパチパチ
枝ごと切って捨てられるウチのもみじの葉っぱかい。

話は急に飛んで私‘ 男嫌い ’という顔をしているのだそうだ。
ご親切な友人が写真を男性に見せたらそう言って「だめだこりゃ」
‘ 男嫌い ’ってどんな顔?
ついででありますが、下戸なのに100%の人が酒豪に見えると言う。
‘ 女の酒豪 ’ってどんな顔?

で、イルマーレ
レンタルDVD半額セール、キアヌ・リーブスのファンなので見た。
好きな俳優(イケメン好み、不細工ジイでも品のある人は好き)の
作品は出来の良し悪し、ジャンルを問わず見ることにしている。

これは予想外に良かった。
殆ど見ない韓国映画 「原題-10月の愛」のリメイクとは後で知った。
米国映画の原題は 「湖の家」
イルマーレはさておき、昨今、タイトルを原題のままのカタカナにする
のが主流になって来ているが、意味を把握するのが難しい場合はもと
より (日本語に訳すのが難しい場合もあるが) 内容を象徴する美しい
日本語のタイトルをつけるべきと思うがどうか。
外国語に親しむこととは訳が違う。

で、本題。
湖の上に建つ家を舞台に2年の時空をタイムリップして文通が行われる
という非現実的な恋物語なのだが、見方を変えるとこの手の物語として
はなかなか上手い筋書きだ。主演2人の演技も自然体で実に良かった。
真夜中、映画にはうるさいシリアスなおばさんがラストシーンでホロリ。
なんでだろ。

時を取り戻せたらやり直してみたい人、いない。
確信なくして2年待つ、できない。

久し振りに恋愛ということを通して自分と向き合ったとたん、両の瞼が
落ちてきてあっという間に The End.


 影を慕いて
2007年06月11日 (月) | 編集 |
6月にしては急に暑くなって来た。
これから太陽は私にとって最も恐れるものとなる。
日光アレルギー (老化現象のひとつらしい!) とやらで
医者も驚くほどのひどい湿疹が出る。まさに火傷状態だ。
痒くなって寝ている間に無意識に掻いてしまうと悲惨。
じゅくじゅく のち がばがば。見苦しい。

木綿の日傘・手袋は必需品。
日傘は黒色に変えてから幾分効果があるが、それでも通す。
窓ガラスから入る紫外線も然り。

一応は化粧を施しているせいか面の皮が厚いのか、顔は無事。
首の根元と腕、足の甲が特にひどい。
運転中は長袖、首にタオルの完全防備だが、この草むしりルック
で気温の高い街中を歩くのにはちと勇気が‥
といってこれで歩いた時、誰の注意も引いてはいなかった。

この時季、場所によって猛烈に温度差はあるが地下街は天国。
ウインドウショッピングなどは楽しまずに目的地を目指す。
しかし、罪深いために地獄へも顔を出さざるを得ない。

太陽を避けるドラキュラのように、必死でビル・木・ 電信柱・看板
郵便ポスト・旗、何でもいい。影になっている場所・部分を求め
身を縮める。
特に迫力ある方の影は慕われる。慕いすぎると危険なので適当な
距離は必要だ。猫や犬だって足元には役立ってくれるにゃわん。

通り抜け可能なビルを出たり入ったり、その度に日傘をたたんだり
開いたり。信号待ちも遠くの影に潜んでいて青と同時にダッシュ。
暑い中、走るおばさんが握りしめているのは宝くじ当選券でもなければ
質札でもなく、‘ ご黒う傘 ’の柄。
友人などはこの「ビョー的行動」の道連れとなって、誠にお疲れ様。
アイスコーヒーなどご馳走するはめになる。

暑い上に余計なエネルギーを使うため、疲れ方が半端じゃない。
そのうち新しいドラキュラが札幌で誕生するかもしれない。
みなさまどうぞ、 影を分けて。


 おいでおいで
2007年06月07日 (木) | 編集 |
家族で温泉へ行くと必ず話題に上るのが、私の温泉での災難です。
3歳になったかならないか、親戚などを含め大家族である有名な
温泉に行ったのです。

昔、温泉の洗い場はヌルヌル状態でした。
年上の従姉がお世話様にも私の手を引くと言い張ったので、母は
任せたらしいのです。 が、引く力が弱かったのか、私だけ転んで
しまったのです。頭を思いっきりタイルの床にぶつけました。
カッキーーンーーンーーン! 
洗い場で反響したあの音は今でも鮮明に覚えていて、似たような
音を聞くとフラッシュバックします。

災難はそれでおさまらず、祖父が可愛い孫娘を抱いて湯船に入る
と これまた言い張ったのです。
ということは混浴ですね。若い嫁と舅、不気味です。その当時は
平気だったのでしょうか。もちろん父も一緒、やはり不気味です。

私を抱いた祖父は気分良くお湯につかって私の存在を忘れたので
しょうか、私の鼻から下はお湯の中。 ぶくぶくぶくぶくぶくぶく。
時々は出してもらえ、やっと息が出来たと思うとまたぶくぶくぶく。
「溺死」 余りに幼かったのでこの言葉が浮かぶはずもありません。
不思議にも苦しかったという記憶はないのです。
のぼせてしまったのか。 その前に頭も打っています。
しかし、目の真下にある湯面は覚えているのです。

小さなゆで蛸の頭が浮き沈みしているのを発見した母の悲鳴。
キャーアーーアーー
これまた浴場に反響したのです。

災難を健気に乗り越えた私。温泉の神に気に入られ おいでおいで
されるのか、時折 無性に行きたくなるのです。
そしてお湯につかるとどうしてもやりたくなるのです。
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく。