雅なマダムの笑劇場 直球・カーブ・変化球 魔球はどこへ落ちるやら  コメント欄も小劇場
 一人芝居
2013年03月27日 (水) | 編集 |
わーーん、豆太郎
寂しくて寂しくてたまらないよー
お前の存在がどんなに慰めになっていたことか
その深い喪失感はたとえようもない

最期に 小さくひと鳴きして別れを告げてくれた
かわいい声が耳に残る

冷たく硬い手のひらを 火葬場まで握り続けていたら 
いつもの柔らかい肉球となって応えてくれた

おしっこも最期まで自分の場所でした
それほど手を煩わすことをせず 立派だった
あまりに忙しい私を察するかのように

お風呂場を掃除していて、ドアを開けるとお前がいた
歩くのもやっとになった前日のこと
そうやっていつも私を追い、水の音が好きだった
ああ、お前の全てを忘れまい


どうしようもなく、話しかけたくて打つ一人芝居
桟敷席にはお前がいる



 天国からの手紙
2013年03月21日 (木) | 編集 |
お姉ちゃん

ボクが虹の橋を渡ってから、もう ひと月が済んだね。
お姉ちゃんはボクの写真ばかり見て深い悲しみに暮れている
けれど ボクは今、最高に幸せ。
だってお母さんの膝の上にいるんだ。
お姉ちゃんが言ったとおり、お母さんは両手を広げてボクを
待っていてくれたよ。
ボクはその胸に飛び込んで思いっきり抱きしめてもらった。

周りにはクッチやキイチ兄ちゃん、そして沢山の先輩ネコたち。
中でも、ボクが会ったことのない大きな白いネコはお母さんの
一番のお気に入りなんだね。
賢くて、いつもお母さんを守るように側にいる。
ボクもこの世界のことを少しずつ教えてもらっているんだ。

今抱えている問題はもとより、お母さんの亡き後は次から次と
いろいろあって、ボクとゆっくりする暇もないほどだったね。
でも、ボクはお姉ちゃんとの生活が楽しかったし、支えている
自負もあった。 それはこれからも変わらないんだよ。
ボクはいつでも側にいる、お母さんと一緒にさ。
だから、もう少し明るい顔をしていたらいいよ。
年齢以上に老けて見えるからね。

じゃまた手紙書くわ。