雅なマダムの笑劇場 直球・カーブ・変化球 魔球はどこへ落ちるやら  コメント欄も小劇場
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 納棺
2013年04月06日 (土) | 編集 |
豆太郎の棺はダンボール
この時のために取って置いたものは思いの他、小さかった
おかげで買い置きしてあった新しいもの
こちらは大きすぎるのでカッターで形を整えた
時間がかかって焦る

昨夜は傍に寝て、あまりに軽くなった身体を何度も抱きしめた
ある事情から、お前と寝床が離れて半年も過ぎた
いろいろなことが哀しすぎて、思いっきり泣いたから涙は枯れた

敷いたのはお気に入りのひざかけ、洗ってあるので ふっかふか
全身をきれいにふいてやり 首にはリボン
本当は嫌いなんだけど死に化粧だからね
それにしても、かわいいリボンを取って置いたはずが見当たらない
ごめんね お前が最後なのに
でも、3本でどうにか工夫したからなかなか良いわ 

横たえた周りを花で埋める
そのつもりがちと足りない
4年ぶりに咲いたシンビジウムを口元へ置くと豪華になった

カリカリと好物缶詰いろいろ もちろん牛の角煮もある
ねずみのおもちゃ 
お母さんと私の写真  

あと、何か入れるものがないかなぁ
そうだ、皮手袋片一方 
人差し指に穴が開いているから惜しくない
油断しているとお客様のバッグや靴が毛だらけに 
でも、皮フェチって、みんな許してくれたよね
どうせなら、もっと早くにあげていればよかった
もう一方は新しいものとチグハグで使ってる
失くしたり落としたりが多いからケチなのさ

さあさできた2階へ行こう、今宵は私の部屋で一緒
ほうら、手すりのひどい傷はお前がつけたもの

歳を取ってから、しばらく上がって来ていないことに気づく
もっともっと 物言えぬお前のことを考えるべきだった
自分の心身が辛いことを言い訳に お前との時間を減らした
朝な夕な 大声で鳴きながら待っていたのは ご飯じゃなくて
私だった



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