雅なマダムの笑劇場 直球・カーブ・変化球 魔球はどこへ落ちるやら  コメント欄も小劇場
 会いたいねぇ
2016年11月30日 (水) | 編集 |
自分の若かりし頃を懐かしむことは殆ど無い。
それなりに生きてきたつもりだし、進んだ道の選択を悔いても
今更どうしようもない。
老いさらばえた顔に愕然とするも自己責任。
全てを受け入れて、楽になるしかない。

しかし、亡き人々のそれを思い出す時、胸が苦しくなるほど
懐かしく、愛おしくて切ない。
あの時の会話 あの顔 あのしぐさ
映画の一コマのように鮮明に浮かぶ。
返事のあるはずがないその人を、つい 声を出して何度も呼ぶ。
独り居の部屋に 空しく響く己が声に 時が止まる。

ただ今放映中の朝ドラのヒロイン。
可愛らしい大きな瞳以外に さほど個性のない若き女優。
演技を云々しながら観るつもりは毛頭ないが、戦地から戻らぬ
夫に対して 絞り出すように吐いた
会いたいねぇ
心に染み入る一言だった。